この問題は、
知識が足りなくて間違える問題ではありません。
2択までは自然に絞れているのに、
最後に「強い言葉」を選んでしまうことで、
判断を一段飛ばしてしまうタイプのミスでした。
この記事が当てはまる問題の特徴
テーマ
・「アクセス管理者による防御措置」
見分けワード
・「有効性」
・「完全性」
・「努めるものとする」
この問題は、
”どこまで求めているか”の強さを見誤ると間違えます。
問題を見たときの流れ
今回の私の思考は、ざっくりこうでした。
1.可用性→趣旨とズレる
2.重要性→抽象的すぎる
3.機密性→方向性は合ってるけど、文脈が弱い
4.評価→行為として一段前
5.完全性→言葉の強さ的にそれっぽい
選択肢の②(有効性を検証)は、
「実際に防御措置が機能しているかを見る」という点で、
行為としては妥当性があり、2択まで候補に残っていました。
一方で、「検証」という言葉が、
“途中の確認”に留まる印象があり、
要求としては弱いのではないかと感じてしまいました。
その結果、
”不正アクセス防止なら、完全性の確保が一番強い”
と判断しました。
何が問題だったか
このミスは、暗記型の人のミスではありません。
むしろ、意味で判断をしようとする人ほど起きやすいミスです。
・相手側の行動を想像してしまった
・人間の会話モデルで考えた
・「切断」と「通信終了」をなんとなくで処理した
今回の本当の戻り先
この問題の戻り先は、
妥当性と要求レベルです。
具体的には、
今ここで求められているのは、
結果(完全性)か途中の行為(有効性の検証)か?です。
・完全性を確保→結果を断言している
・有効性を検証→行為として現実的
ここに戻れば、有用性を検証に止まれます。
迷ったら
2択まで来て迷ったら、
「これは”目標”の話か、
それとも”途中の行為”の話か?」
今回の問題は、
”途中の行為”について問われていました。
まとめ
- 「完全性」よりも「妥当」を選ぶ
- 有効性の検証は、防御措置として現実的
今回の問題は、
「強さ」ではなく、
「要求されている段階」を見抜けるかどうかを問う問題でした。