この問題は、
内容というとより、
日本語の役割のズレを見抜けるかが問われています。
・「〜を確保する」
・「〜として定める」
二つ同時、または近い位置で使われていると、
”ちゃんとしてそう”、”正しそう”と思ってしまいます。
この記事が当てはまる問題の特徴
テーマ
・「端末設備の接続」
見分けワード
・「技術基準」
・「検査」
・「請求を拒む」
この問題は、
”日本語の役割のズレ”を見誤ると間違えます。
問題を見たときの流れ
今回の私の思考は、ざっくりこうでした。
1.「確保されるものとして定める」
→なんとなく”ちゃんとしたルール”に見える
2.「確保」=大事そう
3.「定める」=条文っぽい
4.評価→行為として一段前
その結果、
”言い方は強いけど、法規ならこういう表現もありそう”と判断し、
文章の勢いを信じてしまいました。
何が問題だったか
問題は、内容そのものではありません。
言葉の役割が食い違っていたことです。
・「定める」
→ルール、基準を設定する行為
・「確保される」
→結果が保証されている状態
つまりこのぶんは、
「ルールを決めただけなのに、その結果まで保証している」
という、一段飛ばした断定になっていました。
なぜこのミスは起きやすいのか
なぜこのミスは起きやすいのか
このミスが起きやすい理由ははっきりしています。
• 法規では
「強い言葉=正しそう」
に見えてしまう
• 「確保」「定める」といった語は
暗記で何度も見てきた言葉
• 内容を理解しようとすると、
日本語の違和感を見逃してしまう。
特に、
「定めているんだから、確保されるでしょ?」
という日常感覚が、そのまま出てしまいます。
今回の本当の戻り先
今回の戻り先はここです。
「行為」と「結果」を分けて読む
• 「定める」=行為
• 「確保される」=結果
法規では、
行為を書いているのか
結果まで保証しているのか
を混ぜてはいけません。。
迷ったら
「今、この文章は
ルールを決めているだけ?
それとも結果まで言い切ってる?」
と、一度立ち止まる。
行為と結果が同時に断定されていたら、
言葉が強すぎる可能性を疑います。
まとめ
• 「定める」と「確保される」は役割が違う
• ルールを置くだけで、結果は保証できない
• 強い言葉が並んだときほど、日本語を分解する
• 内容よりも言葉の役割を見る問題だった
このタイプは、
知識ではなく判断順を見ている問題です。