法規の数字問題は暗記に見えます。
でも、人が関わる設備の数字は「日常の妥当性」で削れることがあります。
今回は、
- 足場金具の高さ(人がぶつかる/作業できる)
- 電線同士の距離(揺れで当たる/作業できる)
この2点を“現実”に戻して判断します。
この記事が当てはまる問題の特徴
テーマ
・「足場金具の高さ」
・「電線間距離」
見分けワード
・「距離」
・「高さ」
・「メートル(m)表記」
※この記事について
この記事は、過去問で扱われる論点をもとに
「考え方・判断の戻り先」を整理したものです。
問題文や選択肢そのものは掲載せず、
他の問題でも使える思考軸のみを扱っています。
結論(戻り先)
結論:人が関わる数字は「危ないほど小さい」「現実的でないほど大きい」を先に落とす。
迷ったら:人体安全(当たる/触れる)と日常揺れ(風)に戻る
今回の状況(問題は載せません)
架空電線の周辺設備について、
「取扱者が使う電柱の足場金具の高さ」と「他人の架空電線との距離」に関する判断が必要なタイプです。
ポイントは、条文暗記というより
“その数字だと現実に何が起きるか” を考えることです。
削り方(順番を固定)
1.足場金具の高さの場合
足場金具は「作業者が使う」前提です。
だから高さはこの2つで挟まれます。
・低すぎる:歩行者が当たって危険
・高すぎる:作業者が使いにくく現実的でない
この二つの条件をもとに“挟み込み”で、まず違和感が出る選択肢を落とします。
2.電線間距離の場合
電線間の距離は、何のために必要かを先に固定します。
・電線同士が当たると危ない
・作業空間としても必要
ここでやりがちなミスは「倒壊まで想定して数字を盛る」こと。
倒壊まで入れると、現実的な基準が作れません。
なので、基準はこれだけ。
- 日常で起きる揺れ(風) を基準にする
日常揺れで“当たりそうか/当たらなそうか”で見れば、落ち着いて削れます。
まとめ
このタイプは暗記ではなく、現実を基準にした“妥当性チェック”です。
- 低すぎる/高すぎるで先に落とす
- 倒壊など極端ケースは切り離す
- 日常で起きる条件(風の揺れ)に戻る
迷ったら:人体安全(当たる/触れる)と日常揺れ(風)に当てはめて、削ります。
この考え方を、他の論点でも使えるように
「判断の戻り先」として整理したのがこちらです。
→ 法規で迷ったときの戻り先(地図記事)