私は人に何かを説明しているときに、自分でうまく説明できてないと思うことがあります。頭の中では説明したいことが要点ごとに浮かんでくるのですが、まとめることが苦手です。そのため、説明が途切れ途切れになることが多々あります。
説明が上手になりたいと思い”学びを結果に変えるアウトプット大全 (サンクチュアリ出版) 著者:樺沢 紫苑”を選びました。
気づきを得たこと
- 人に説明(勉強を教えたり、仕事の説明をする)をする際に、自分自身も内容の理解が深まるということは実際に経験をして何となくそうだろうと思っていたが、確信になった。
- 私はいままで資格勉強をする際に、参考書の内容をある程度理解してから過去問題を解いていました。勉強し始めの割合はインプット:アウトプット=8:2くらいでした。
次回資格勉強をするときは、本書に書いてあるインプット:アウトプット=3:7になるように過去問を解くタイミングを早めてみます。
- 人間の脳は、マルチタスクを3つ以上行うとパフォーマンスが大幅に低下する。作業をする際はシングルタスクにすると効率が良い。
私は作業を同時並行して時間を効率的に使っているつもりになっていたのだと思い知らされた。よくよく考えてみると、家でスマホをいじりながら話を聞いても話が入ってこないことがあるので、今後はスマホの画面を消して話を聞くように心がけようと思った。 - 著者はTODOリスト作成を朝に行なっていて、最も重要な仕事と位置付けをしているそうで、スマホではなく紙で作るそうだ。理由としては、作業量を確認できる。集中力が途切れない。目の前のことに集中できるなどなど。
TODOリストを自分でも作ることがあるが、いつでも持ち歩けるという理由からスマホで作ってしまうので参考にしようと思う。 - ワシントン大学の研究によると、ぼんやりしている際に脳では、これからどうすると良くなるかシュミレーションをしているようで通常の脳の活動時よりも約15倍ものエネルギーを消費している事が明らかになったそうだ。
- 最初から完璧な文章を作ると思わないで、30%の内容でも良いから文章を書き上げてから何回か読み直してからブラッシュアップする。完璧な文章を作ろうとすると、時間だけが無駄に進んでしまう。
作家の人は完成度の高い文を考えながら書いていると思っていたので、意外だった。普段文章を書かない私が、自分の中で完璧な文章を考えながら書いても時間がかかるだけなのは当然のことなのだと思った。
まとめ
人に説明することが上手になりたいと思い読んだ本だが、アウトプット(話す、書く)だけではなく作業効率や物事の考え方についても参考になることがありました。
これから多くの本を読んで、気づきを得たことを書いて自分の知識とアウトプット能力を向上していこうと思います。