令和5年 第7問 行政書士
財政に関する問題です。
選択肢2を見たとき、
国会による予算の修正について、
増額修正を予定した規定がある、
という部分で止まりました。
最初は、
予算の修正なら、
国会が減らすことも増やすこともありそうだと感じました。
ただ、よく見ると、
問題になっているのは、
予算を減らす修正ではなく、
増やす修正です。
予算は内閣が作成して国会に提出します。
そうすると、
国会が予算を増やす方向で修正する場合、
内閣の予算提出権との関係で問題になりそうです。
ここで、
単に「修正できるか」ではなく、
「増やす修正だから問題になっているのではないか」
と見て、選択肢2はありそうだと判断しました。
どこで止まれたか
今回止まれたのは、
予算の修正を、ひとまとめに見なかったことです。
予算を減らす修正であれば、
国会が審議の中で削る方向なので、
比較的自然に見えます。
一方で、
予算を増やす修正は、
内閣が提出した予算案に、
国会が支出を上乗せする形になります。
そのため、
内閣の予算提出権との関係で問題になります。
ここで、
「予算の修正」とだけ見ずに、
減らす修正なのか、
増やす修正なのかを分けて見られたのがよかったです。
戻り先
迷ったら、
「減らす修正ではなく、増やす修正だから問題になっていないか?」
に戻ります。
※戻り先は、ご自身が印象に残った言葉に置き換えても使えます。
制度確認
予算は、内閣が作成して国会に提出します。
国会は提出された予算を審議し、
修正することがあります。
予算の修正のうち、
減額修正は比較的問題なく認められます。
一方で、
増額修正は、
内閣の予算提出権との関係で問題になります。
ただし、現行法上は、
予算の増額修正を予定した規定が置かれています。